しかし、そのリオオリンピックテニスでの金メダルを獲得することと、テニス4大トーナメントのグランドスラム大会を制することとどちらが難しいのでしょうか?
少し考えてみました。
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テニス リオオリンピックとグランドスラム
オリンピックテニスの歴史
リオオリンピックテニスがもうすぐ!いよいよ注目のリオオリンピックテニスがあと残り数か月で開催というところまでやってきました。
オリンピックと言えば実に様々な競技と種目がおこなわれる文字通り「スポーツの祭典」と呼ぶに相応しい大舞台です。
そんなオリンピックというものについて調べました。
まず今年のリオオリンピックは第31回オリンピック競技大会となっていますので、最初の近代オリンピック開催から数えて今回は31回目の開催となるわけです。
オリンピックと言うともっと古くからおこなわれていて、とっくに100回くらいを越えているのかと思ったのですが、意外にもまだ31回でした。
しかし、よく考えてみればオリンピックは4年に1度しか開催しないわけですから。
単純に計算して31×4だと124なので、やはり100年はとっくに過ぎていて124年目の歴史ある競技大会ということでした。
そしてオリンピックでのテニス競技は1896年アテネ大会から男子が、1900年パリ大会から女子の試合が実施されていました。
でもアマチュアリズムを基本理念とするオリンピックと逆行するように、プロ化されていったテニスは1928年から1984年までオリンピックでの採用は中断されてしまいました。
それが復活したのは1988年のソウルオリンピックからでした。
4大大会優勝とオリンピック金メダル、どちらが難しいのか?
オリンピックで優勝して金メダルを獲得することと、グランドスラム4大トーナメントに優勝するのはどちらが難しいのかと考えてみます。世界のテニスの試合のなかで最も優勝が困難とされているのはウィンブルドンです。
なぜならウィンブルドンのテニスコートに使用されるサーフェースは4大会のなかで唯一の天然芝だからです。
天然芝でのテニスをプレーしたことがある方ならばおわかりだと思いますが、天然芝ではまずボールの弾みが一定ではなく全く予測不可能なパウンドにかなりの上級レベルの選手でも下手をしたら空振りします。
そしてそんな予測できないボールを走って追いかける時に足元は決して安定していません。
何せ天然芝ですから草の密生具合も違うし、少し剥ぎ取られて土が見えているところと草がしっかりと生えているところとマチマチです。
だからプレーヤーはボールのイレギュラーバウンドを予測することに加えて、足元の状況も予測して滑りやすいか逆に脚を取られて急制動させられるかまで予測しなくてはいけないわけです。
そしてオリンピックという世界最高のスポーツの祭典ではありますが、テニスの聖地と呼ばれるウィンブルドンでのチャンピオンになるというテニスプレーヤーにとって最高峰の名誉と較べたらやはりそのモチベーションはやや下がるかなと思います。
だからオリンピックでの優勝は他のグランドスラム3大会と較べると同等の難しさですが、ウィンブルドン大会と較べたらやはり天然芝のテニスの聖地での戦いがずっと難しいのではないかと考えられます。
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