羽生結弦君、フィギュアスケーターとして 出てきた当初はとても繊細で細く、頼りないイメージもあったんですけど、今では日本、いや世界ナンバーワンの選手です。
でも、実は羽生君、よく知られた、ある病気を持ってるんですよね。
それは。。。
羽生君、親がスケーターだったこともあり、小さい頃からスケートを始めていたんだそうです。
スケートを始めたきっかけは。お姉さんだったとも言われていますね。
そんな羽生君も徐々に頭角を現し、今ではアイススケート界でも知らない人はいないというほどまでになりました。
特にソチ五輪では金メダルを手にしたことで羽生君の人気は急上昇し、認知度も高くなりました。
今では、世界中に熱いファンがいますし、世界からも認められる存在となっています。
そんな羽生君ですが、実は喘息という病気をもってスケートを続けているんです。
2歳の頃から喘息に悩まされ続け、スケートを続けていても発作はたびたび起こっていたと言います。
飲み薬は朝晩今でも飲んでいますし、吸引薬も手放すことができないほど症状は重い喘息のようです。
ここで、喘息って一体どんな病気なの?って疑問がある人もいるかもしれません。
よく耳にする喘息という病気ですが、身近に喘息の人がいないと実際にどんな病気かあまりよく知っている人は少ないようですので、ちょっとだけ説明。
喘息は気管支などの気道が炎症で狭くなる病気で、呼吸がしづらくなり、ヒュウヒュウという呼吸が特徴です。
喘息の発作が起こった時はすっごく苦しくて、本人はとても大変なんです。。。
そんな喘息もちの状態で演技をすると、4回転ジャンプなどの後の呼吸の整えに非常に苦労するんだそうです。
演技の後半は羽生選手は必ず息苦しい状態で演技をしていたと言われています。
特にフリー演技になると、演技時間が長くなり、ジャンプもショートより何回も多く入れなければなりませんし、世界を相手に戦うには4回転ジャンプは必須であると言われています。
実際に、羽生結弦君、演技中からかなり苦しい表情をしていて、演技をを終えた後も倒れこんでしまうくらい苦しいこともありました。
こちらのブログではその時の動画もアップされていますね。
http://topicks.jp/15095
あー、羽生君は本当に苦労人なんだなぁって、またしても心が熱くなります。
そんな羽生選手は数年前から硬い上半身をほぐすという意味で、置きばりという針治療の市販薬を使っているみたいなんですよね。
肺周囲の筋肉が柔らかくなることで姿勢がよくなり、呼吸がしやすくなるんだそうです。
長いもので2ミリほどもある針を、試合中や寝ている間も体に入れたままの状態でいることも当たり前のようです。
やはり、少しでも楽になるように何とかしたいところでしょうから、鍼でもなんでもやっていつでも安心して演技をしてくれたらなぁって願ってしまいます。
ソチ五輪でゴールドメダルをとったのも、ただ頑張って技術を磨いてきたわけじゃないんだなぁって改めてみなおしちゃいました。
自らの病気と真摯に向き合い、治療を試行錯誤しながら体のメンテナンスを行い、そして最高のプレーをしている。
今シーズンもどうか、自分の納得いく演技ができますように!!