今回は、錦織圭選手の全米オープンテニス2015、初戦敗退理由を考えてみます。
あー、こんなこと言いたくないですけど、WOWOW加入しなくてよかった~なんて、日本中そんな人だらけでしょうから、WOWOWは泣いているでしょうし、NHKはほっとしているかも?なんて、ちょっとやさぐれています。
錦織圭 全米オープンテニス2015
初戦敗退の相手 ブノワ・ペールのコメント
コートに入ったとき、自分に言い聞かせたんだ。さあ、やるぞ。ケイを倒してやるってね。※ヤフーニュースより
彼には実力がある。だけど、自分が対戦する相手はロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)というわけではない。
い、痛いところをつくな、ペール君。
錦織圭選手は、もちろん勝つつもりで臨んだはずです。
ただ、相手だってもちろん、勝つ気できています。
そして、ブノワ・ペール選手の言葉にあるように、錦織圭選手は勝てない相手ではない、と。。。
おそらく、ブノワ・ペール選手他、錦織圭選手のブロックに入った選手は、ラッキー♪って思ったはずです。
錦織圭選手を応援しときながら申し訳ありませんが、私だったら、世界ランキングで錦織圭選手より上位のジョコビッチやフェデラー、マレー選手のブロックに入るくらいなら、錦織圭選手のブロックの方がちょっとましって思います。
世界ランキングのポイントで見てもらってもわかりますが、3位と4位の間ではずいぶん差があるんですよね。
ジョコビッチ選手やフェデラー選手は大きな大会でも優勝していて、ポイントをガンガン稼いでいる。
一方の錦織圭選手は、グランドスラムでも準優勝が1回、下位の大会ATPマスターズ1000の大会でも準優勝が1回、優勝といえばATPツアーズ500以下の大会となっています。
大きな大会で優勝したことがないんですね。
もちろん、こつこつポイントをためて世界ランキングで4位に食い込んでいるわけですが、相手選手からすると勝てるかも!と思われてしまったということです。。。
ということで、相手に闘争心に火をつけてしまったということが、今日の敗因の一つではないかと考えています。
全米優勝へのプレッシャー
相手のペール選手の動きがよかったのもありますが、錦織圭選手の動きが硬かったような気がします。やはり、気負いがあったのではないでしょうか。
また、ペール選手の勝ってやる!っていう気合の方が強かったのかもしれません。
ランキングを上がってきている途中ならば、がむしゃらに勝ちに行き、ランキングを上がっていくだけでいいのです。
本人も気が楽でしょうし、勝つたびに上へ行く望みがある。
また、ファンの期待も勝つことを祈ってるよ!
頑張ってね!!
という、敗けても仕方がないけど、買ったらうれしいという気持ちがあります。
でも、世界ランキング4位、昨年の全米では準優勝、初戦は勝ってあたりまえでしょう?
という、無言のプレッシャー。
凡人には想像できないくらい、他人の感情が渦巻く中での試合って、普通に戦えるんですかね。
(もちろん、スポンサーとか企業とか裏で大人の事情でいう感情も渦巻いているでしょうし)
トップにいる者しかわからない苦労でしょうが、相当なプレッシャーだったのでは?
以上、錦織圭選手の全米オープンテニス2015、初戦敗退原因を考えてみました。
プレーがどうのこうのっていうのは他の方にお任せして、なんかちょっと違う角度から敗退の理由を考察しましたが、あらためて、お空の遠くの遠くにいる人なんだなあって、思ってしまいました。
もう、理由のレベルが違う!
もちろんスポーツですから、勝った負けたにはいろいろな原因があります。
ただ、錦織圭選手くらい世界レベルだと、実力以外の理由がたくさんありすぎる気がします。
準優勝後の初戦敗退という、驚きの結果をステップアップにして、これからも活躍してくれることを祈っています。
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